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好きな映画を自分勝手に紹介します。 コメント欄でネタバレをする事があるので御注意下さい。
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1900年2月22日 - 1983年7月29日

(作品)
アンダルシアの犬 (1928)
黄金時代 (1930)
糧なき土地 (1932)
グラン・カジノ (1946)
のんき大将 (1949)
忘れられた人々 (1950)
スサーナ (1950)
賭博師の娘 (1951)
昇天峠 (1951)
愛なき女 (1951)
乱暴者 (1952)
エル (1952)
幻影は市電に乗って旅をする (1953)
嵐が丘 (1953)
ロビンソン漂流記 (1954)
河と死 (1954)
アルチバルド・デラクルスの犯罪的人生 (1955)
それを暁と呼ぶ(1956)
この庭での死 (1956)
ナサリン (1958)
熱狂はエル・パオに達す (1959)
若い娘 (1960)
ビリディアナ (1960)
皆殺しの天使 (1962)
小間使の日記 (1963)
砂漠のシモン (1965)
昼顔 (1967)
銀河 (1968)
哀しみのトリスターナ (1970)
ブルジョワジーの秘かな愉しみ (1972)
自由の幻想 (1974)
欲望のあいまいな対象 (1977)


思想、社会、観念…諸々、その時の常識と呼ばれるものを無視して
本当に自分の撮りたいものを撮った人です。
…故に“上映禁止”なんて茶飯事で、国を転々と渡ってます。

何たってサルバドール・ダリと撮った
初メガホンの『アンダルシアの犬』と、2作目の『黄金時代』。
2作目などは、パリの右翼に反感を買い暴動が勃発。
50年間も上映禁止になるという惨憺たる状況…。

しかし、中期ぐらいには一般的な娯楽作を撮り
趣向を変えたのか?…と思いきや!
まだまだ暴走は止まらず、観客を煙に巻くような作品が続きます(笑)

この人の作品にある魅力は、なんてったって『有り得ない演出』です。
行動の過程を無視する動き、そこに在るはずのないものが在る…。
そんな状況の中、何事もなかったの如く映画は進行。

まるで「真面目に撮ったのか!?」…とツッコミたくなるんですが
何せ、そこが最大の魅力なんで仕方ないんですよ、ええ。

個々の作品は後々紹介していこうと思ってますが
何せ説明が難しいので、どうなる事やら…(苦笑)
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1944年2月14日 -

(メモ)
ロンドン出身。
コピーライターを経て、友人のデビッド・パットナムが1970年に映画『小さな恋のメロディ』を製作する際、原作・脚本を担当して参加し映画界と関わるようになる。

(作品)
1976『ダウンタウン物語』
1978『ミッドナイト・エクスプレス』
1980『フェーム』
1982『ピンク・フロイド ザ・ウォール』
1984『バーディ』
1987『エンゼル・ハート』
1988『ミシシッピー・バーニング』
1990『愛と哀しみの旅路』
1991『ザ・コミットメンツ』
1994『ケロッグ博士』
1996『エビータ』
1999『アンジェラの灰』
2003『ライフ・オブ・デビッド・ゲイル』


俺がパーカー監督の作品に出会ったのは、ピンク・フロイド好きというのもあって『ピンク・フロイド ザ・ウォール』でした。
まずは楽曲の使い方に着目する一方、その独特な映像に魅了されたんですよね。

…で、その後、数々の作品を好んで見るようになったわけです。

あくまでも想像の話なんですが、この人って舞台を観ている雰囲気を狙ってるのかな~…なんて。
…というのは、光と影の使い方が絶妙なんです。
まるで舞台の役者やセットがライトに照らされているようなんですよね。
そのライトアップがまたセンス良いんですわ。

けっこう青春モノが多いんですけど、あらゆるジャンルを撮ってます。
そしてその全てが独特の映像…。
ちゃんと自分の映画を主張しています。


1924年2月17日 - 2005年2月19日

(作品)
1958年『結婚のすべて』『若い娘たち』
1959年『暗黒街の顔役』『ある日わたしは』『独立愚連隊』
1960年『暗黒街の対決』『大学の山賊たち』『独立愚連隊西へ』
1961年『暗黒街の弾痕』『顔役暁に死す』『地獄の饗宴』
1962年『どぶ鼠作戦』『月給泥棒』
1963年『戦国野郎』『江分利満氏の優雅な生活』
1964年『ああ爆弾』
1965年『侍』『血と砂』
1966年『大菩薩峠』
1967年『殺人狂時代』『日本のいちばん長い日』
1968年『斬る』『肉弾』
1969年『赤毛』
1970年『座頭市と用心棒』
1971年『激動の昭和史 沖縄決戦』
1973年『にっぽん三銃士 おさらば東京の巻』
1974年『にっぽん三銃士 博多帯しめ一本どっこの巻』『青葉繁れる』
1975年『吶喊』
1977年『姿三四郎』
1978年『ダイナマイトどんどん』『ブルークリスマス』
1979年『英霊たちの応援歌 最後の早慶戦』
1981年『近頃なぜかチャールストン』
1986年『ジャズ大名』
1991年『大誘拐 RAINBOW KIDS』
1995年『EAST MEETS WEST』
2001年『助太刀屋助六』


あくまでもテンポを大切に、無駄がない緻密なカットが見てて気持ち良いです。
戦争経験者なだけに、ある意味悟りを開いてる感があり、その怒りを笑いに変えるマジックには素晴らしいものがあります。
全てを笑い飛ばしてるようで、何か妙に重みが残るのが不思議。

人間的にも常識人だったようで、スタッフや俳優陣からの人望も厚く、『喜八一家』と呼ばれる人達が存在しているらしいです。
また、若い監督にチャンスを与える事にも力を注ぎ、大林宣彦監督を表舞台に誘導した功績があります。

2005年2月19日、食道癌に臥し亡くなられました。
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