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好きな映画を自分勝手に紹介します。 コメント欄でネタバレをする事があるので御注意下さい。
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監督:ピーター・マーヴィス
出演: ベイ・ブルーナー、ブリック・ファイヤーストーン、クリス・アングリン、ジェームズ・フェリス、他
(2005年アメリカ)



『ホラー』ってより『アクション』ですよ、ええ。
ゾンビ?なんか病人?なんか知らないですけど、とにかく走ります。
全力疾走です。

何だか分からん病原菌に犯された連中を撃ちまくってた奴が返り血を飲んじゃって感染、…んで、刑務所に。
そっからどんどん感染しまくりで血の祭典フェスティバル。

話の流れも撮影中に急遽変更した感アリアリで、とにかくノリと勢いで撮ったって雰囲気でしょうか。
グロくて悲惨で救いようの無いラストなのに、何となくスカッとして後味の作品です(笑)

…あ、

ゾンビ?病人?との壮絶な格闘シーンで切な気なピアノが流れる演出は何気にイイ感じと思いました、はい。
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監督:スティーブン・スピルバーグ
出演:トム・ハンクス、トム・サイズモア、エドワード・バーンズ、バリー・ペッパー、アダム・ゴールドバーグ、 マット・デイモン、他
(1998年アメリカ)


上質のヒューマンドラマではありますが、何せ戦争アクションのシーンが凄まじい!
全てハンドカメラでの撮影らしく、めっちゃリアルです。

息子4人が兵士として戦争に行き、その全員が死んだとなれば…家族の悲しみはもとより、その絶望感は想像を絶するでしょうね。
…で、この話の中では『ライアン』という兄弟が3名戦死。
その死亡通知を送らなければならない米軍首脳部は考えました。
生き残った末っ子のライアンを探し出し、故郷に帰そう…と。

しかし戦場のあっちこっちに散っている兵士の中から、たった一人を探し出すのは至難の業です。
…そこで、オマハビーチでの厳しい戦闘を乗り切った、優れた大尉にその指令が下ります。
その大尉は元教師。
絶対服従の真面目な人物で、更に部下をまとめるのも上手い。

しかし指令が指令だけに、さすがの大尉も苦労しながら部下を従わせ、命懸けの人探しをします。
その部下も、1人、2人、と命を落としていきます。
指令に矛盾を感じ、ライアンに怒りまで抱きつつも、使命を果たす…。

そんな葛藤を表現しながら確実な反戦を訴えてるように思います。

監督:岡本喜八
出演:真田広之、鈴木京香、村田雄浩、仲代達矢、小林桂樹、他
(2001年日本)


このブログ初の時代劇の紹介です。

『アナタの敵討ち、助太刀します』…という変な商売。

何とも破天荒というか、脳ミソも筋肉というか…何せ、とある村に『助六』という男が居ましたとさ。

「オラこんな村嫌だ~!」…と、後先考えずに江戸に向った助六。
…が、その旅の途中で偶然敵討ちの現場に出くわし、偶然助太刀する形になり、偶然勝っちゃった。
…で、何せ後先の事を考えない単細胞の助六ですから「これは商売になる!」って事で、江戸に行く事なんか忘れて『助太刀屋』という商売を始めます。

頭はアンポンタンでも腕は達者な助六…。
全国を回るうちに、けっこうな稼ぎをします。
そして数年後…錦を飾る気で、意気揚々と故郷に帰る。

…で、そこでまたシッチャカメッチャカな事に(笑)

岡本喜八監督の作品は大概そうですが、何せスットンキョ~な流れの中、役者陣の好演が光ります。
勘違いだったり思い出したり偶然の確率だったり、痛快なテンポで観る者の思考を引っ張り回します。

二枚目がボケたり、悪役が妙に愛嬌があったりで、何せ喜八映画は楽しませてくれます。

監督:テリー・ギリアム
出演:ジョニー・デップ、ベニチオ・デル・トロ、トビー・マグァイア、マーク・ハーモン、キャメロン・ディアス、他


「映画化は非常に困難」と言われたゴンゾージャーナリスト、ハンター・S・トンプソンの原作をテリー・ギリアムが見事に映像化した作品です。
脚本には当初監督の予定もあったアレックス・コックスが参加。

何の前知識もなくこの作品を観たとしたら…ジョニー・デップは『過激なハゲオヤジ』、ベニチオ・デル・トロは『危ない太鼓腹オヤジ』というレッテルを貼られる事になるでしょう(笑)
何せどちらも二枚目で通ってる俳優なだけに、この怪演には拍手喝采でございます。

舞台は1971年のラスベガス。
あるジャーナリストが、相棒の弁護士とオフロードレースを取材に行く…という設定です。
…が、そんな事はどーでもイイって流れです(笑)

大麻、コカイン、LSD、メスカリン等のドラッグをキメまくって脳ミソ溶けまくりの超感覚ムービーになってます。
…って事で『アクション』というカテゴリー別けにしたのは『脳が暴れっぱなし』の意です。
視聴覚で一時的に飛びたい方にはオススメ!(笑)

監督:ジョルジュ・パン・コスマトス
出演:バート・ランカスター、ソフィア・ローレン、リチャード・ハリス、エヴァ・ガードナー、マーティン・シーン、他
(1976年イタリア・イギリス)


一般乗客と共に極秘の細菌を積み、走行している列車。
そんなシチュエーションにゲリラ強盗…最悪の事態ですっ。

この頃のアメリカ映画は、豪華キャストを揃えたパニック映画を次々に発表してました。
『タワーリング・インフェルノ』『エアポート'75』などなど。
そこで「ヨーロッパかて負けてへんぞ!」…と言ったかどうかは定かじゃありませんが(苦笑)
この作品も豪華キャストでございます。

この作品、小学生の頃に映画館で観たのが最初だったんですが、そんな少年期でも「ソフィア・ローレンって綺麗で色っぽい人だなぁ~」と感じたものです。
これまた艶っぽい役どころなんですよね~。

CIAは細菌の発覚や伝染を防ぐ為に、乗客もろとも消し去ろうと企てます。
そんな状況下…車内はパニック状態になり、人間の醜い本性が垣間見れたり、乱闘にまで至ったり…。
ハラハラドキドキの129分ですっ。
監督:ケン・ラッセル
出演:キャスリーン・ターナー、アンソニー・パーキンス、ジョン・ローリン、アニー・ポッツ、他
(1984年アメリカ)


この作品を御覧になった事がある方は「これの括りが何でアクションなの?」…と感じると思いますか、俺の解釈は『心のアクション映画』って感じなんス。
あくまでも個人的な解釈なんで、まあ気にしないでください(笑)

…さて、監督はケン・ラッセルです。

(故)淀川長治さんが、大のラッセル好きだったというのは有名な話で、俺が初めてこの映画を見たのも映画館ではなく『日曜洋画劇場』でした。
日曜の午後9時から、という時間帯で、モザイク入りまくりの放送は「さすが淀川先生!」って感じでしたよ、ええ(笑)
大衆向けじゃないわ、キャストは濃いわ…テレビの前で手ぇ叩いて笑っちゃいました。

人間の二面性、ミステリアスな部分、感情が剥き出しになる限界…。
目視的な激しさではなく、個々の役柄の内面の激しさが恐ろしいくらいに襲ってきます。
キャスリーン・ターナーの鋭い眼差し、アンソニー・パーキンスのキレっぷり、いや~…見てて疲労困憊間違いなし(笑)

余談ですが、音楽担当のリック・ウェイクマンがラッセル御得意の妄想シーンにチャッカリ出演してます♪

オススメ!(ホントかよ…苦笑)
監督:深作欣二
出演:萩原健一、木村一八、荻野目慶子、多岐川裕美、千葉真一、石橋蓮司、原田芳雄、他
(1992年日本)


ギャングモノって大概の場合…どっかを襲って、現金を手にして、裏切りる奴がいて、仲間割れになり、ドンパチ始まる…って流れですが、この作品はまさに期待通りの流れとなっております(笑)

…ただ、

このテの映画ってのは話のスジがワンパターンなだけに、他と異質な演出とキャスティングが重要だと思うわけですよ。
いや~、そこは深作監督、やってくれました、ええ。
まさにハードボイルドですっ!カッコイイっす!

あっという間にギャングの仲間2人が死んじゃうし、別な方向から現れたキャラクターが話の筋を引っ張り始める…。
ワクワクドキドキ感が止まりません。

しかしあれです。
やっぱショーケンはカッコイイですね~。
監督:サム・ライミ
出演:リーアム・ニーソン、フランシス・マクドーマンド、コリン・フリールズ、ラリー・ドレイク、他
(1990年アメリカ)


悲しきヒーローというのは男前だと思います。
この作品のヒーローであるダークマン…う~む…条件が揃い過ぎなんです。

ヒーローには恋人がいる→実はひ弱なインテリ→見てくれに障害がある→パッと見の正体は不明→偶然に凄まじいパワーを持つ→人前に出られる時間に制限がある→悪党どもをやっつける→ラストに颯爽と去る…。
まさに絵に描いたようなヒーローもの…となりそうですが、やはりここはサム・ライミ…一味違います。

ちょっとネタバレになりますが、最後に空中アクションがあります。
俺は個人的に、空中のシーンが大の苦手なんです。
…いや、高所恐怖症なだけなんですけどね(苦笑)
しかし、それなのに何度も見てしまうという面白さなんですね~。

人によって色んな解釈があるでしょうが、俺は、ダークマンこそヒーローと呼ぶに相応しいと思います。

監督:マーティン・ブレスト
出演:ロバート・デ・ニーロ、チャールズ・グローディン、ヤフェット・コットー、ジョン・アシュトン、デニス・ファリーナ、他
(1988年アメリカ)


保釈金融会社に雇われた男が、御目当ての犯人を探し出しニューヨークからロスまで護送する…というだけの話です。

…が!

その間とんでもないトラブルが襲います。
雇い主、同業者、FBI、マフィア…もう大変な騒ぎです。
ラストまでにこの2人が生きてるだけで不思議なくらい(笑)

そしてそのトラブルがあったからこそ生まれる友情。
ここはハリウッド映画お得意の流れ…なかなか泣かせてくれます。

全ての登場人物がイイ味出してるし、もちろん中心となる2人の関係も滑稽で痛快なんですが、俺が特に注目したのは、雇われ屋のジャック(デ・ニーロ)とFBIのモーズリー捜査官(ヤフェット・コットー:画像の人)の延々と続く馬鹿馬鹿しいやり取りです。
もう出てくる度に大笑いですよ、ええ。

俺がこのテの映画を何度も見るのは珍しいんですが、もう何回見たことやら…(笑)

監督:スタンリー・キューブリック
出演:マシュー・モディン、アダム・ボールドウィン、ヴィンセント・ドノフリオ、R・リー・アーメイ、ドリアン・ヘアウッド、他
(1987年アメリカ)


『アクション映画』という一言で済ませない作品だとは思いますが、キューブリック監督の狙いである『冷酷なカメラワーク』が感情をどこかに吹き飛ばしてくれる感があります。
人と人の繋がりを描いてるようで、そこに感情移入はない。
これほど残酷な戦争映画も、そうなかなかお目にかかれない気がします。

映画の舞台は大きく分けて2つです。
まずは海兵隊の新兵訓練基地、そして実際の戦場…。

新兵の訓練では訓練教官のハートマンが圧倒的な威圧感で迫ってきます。
「おれはキビしいが公平だ。人種差別は許さん。黒豚、ユダ豚、イタ豚をおれは見下さん。すべて平等に価値がない!」
このセリフって…凄いと思いませんか?(苦笑)

そして戦場にて、たった一人のベトナム兵に右往左往させられるアメリカ軍。
そしてラストには、アメリカ兵達を愕然とさせる事実が…。

他のベトナム戦争映画とは一味違いますよ、ええ。
オススメですっ。
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