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好きな映画を自分勝手に紹介します。 コメント欄でネタバレをする事があるので御注意下さい。
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監督:チャウ・シンチー
出演:チャウ・シンチー、ユン・チウ、ユン・ワー、ドン・ジーホウ、シン・ユー、チウ・チーリン、ブルース・リャン、他
(2004年中国)


個人的にワイヤー・アクションを取り入れた映画は苦手なんですが、チャウ・シンチーの作品に関しては、ついつい見ちゃいます(笑)
何故って、存分に笑わせてくれるから。

同監督作品の『少林サッカー』もそうでしたが、ここでも“~の達人”ってのが数人登場します。
それがまた最高に個性的で、めちゃめちゃ笑えるキャラクターなのが最大の魅力です。
意外性に笑いをプラスしたという部分、好きですね~。

そしてこの映画は『ブルース・リーに捧げるオマージュ』という事もあり、アクション的にもシチュエーション的にも上手く特徴を捉えてます。
もちろん、他の映画からのパロディーも満載。
あと、懐かしいカンフー俳優ブルース・リャンの登場にも注目です。

何も考えずに笑いたい!…って時にオススメの1本です。
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監督:マルティン・ヴァルツ
出演:ウド・ザメル、ペーター・ローマイヤー、マルク・リヒター、レオナルド・ランシンク、イリス・ベルベン、ラルフ・ヴォルター、ジョージ・マーティン・ボード、他
(1996年ドイツ)


あのH・R・ギーガーがクリーチャー・デザインを担当した、美的センス抜群の…!…と言いたいところですが、けっこうギーガーも遊び好きなんスね(笑)

タイトルから御想像の通り『コンドームがペニスを襲う』という話です。

この世の中『避妊に恐怖を感じる』なんて事、まずないですよね。
ところがギッチョンチョン…この作品は、避妊しようとする人間を恐怖のどん底に陥れます。

な~んてヘンテコリンな設定なんですが、どうも見てるとこの芝居、喜劇的要素がないんです。
『主人公がホモの刑事』『敵はコンドーム』『舞台がニューヨークなのに全員ドイツ語を喋ってる』『主人公がホモだけに、ホモがいっぱい』…なのに、役者1人1人の演技がシリアスで、時には哀愁を感じ、時には涙を誘う場面もあります。
何より俺がこの作品を好きになったのが、その点なんです。

それにしてもこのテーマ、ある意味少子化対策になるのでは?(笑)

監督:ハワード・ウィンターズ
出演:ブラッド・フリードマン、デヴィッド・ジョン、デリア・シェパード、 マーク・マッカレイ、他
(1992年アメリカ)


『90年代の“時計仕掛けのオレンジ”』な~んて感じで宣伝してました。
ここに出てくる不良達は、壊れてるし、残虐だし、自分本位…どーにもならん(苦笑)

狙って襲った歯医者に目ぼしいものがなかったから、と、次から次とテナントビル内を荒らして歩く不良達。
その中でもリーダー的存在の輩は完全に壊れてます。
こんなのにウロウロされた日にゃあ誰も手が出せないって感じ…。

どんな暴れん坊でも、この映画を見たら引くかもしれませんね(笑)
ラストも全く救いのない結末です。

そして企業の皆さん、若い社員の面接時には十分な御注意を…。
その理由は…見れば分ります。

監督:リュック・ベッソン
出演:アンヌ・パリロー、ジャン・ユーグ・アングラード、ジャン・レノ、ジャンヌ・モロー、チェッキー・カリョ、他
(1990年フランス・イタリア)


女殺し屋の哀愁に満ちた傑作です。

殺し屋の世界って、容赦ないんです。
いつでもどこでも指令は下ります。
それが恋人とのバカンスの最中だとしてもです。

そして何せ人を殺すんですから、戸籍などで国に管理された立場の人間じゃマズい。
日本であれば“キー・ハンター”が有名ですな(古っ!)

そんな理不尽な世界で生きる女をアンヌ・パリローが熱演してます。
痩せっぽちでヒョロヒョロしたスーパーガールはマジでスゴ腕です。
…でも、やはり恋をすると弱い女性になっちゃうんですね。

突然の指令で、涙ながらにテキパキと銃を組み立てるシーンが印象的。

ハリウッドでリメイクされましたが…そっちはイマイチって印象でした(苦笑)

監督:ロジャー・エイヴァリー
出演:エリック・ストルツ、ジュリー・デルピー、ジャン・ユーグ・アングラード、他
(1993年アメリカ・フランス)


製作総指揮がタランティーノ…まあ、監督は『パルプ・フィクション』の原作者だし、言うなれば『クエンティン・タランティーノ・ファミリー』的な作品になるんでしょうか。

内容的には…何か痛いです(笑)

出てくるキャラ全てがイッちゃってるんですが、その中でも群を抜いたキチガイである男をジャン・ユーグ・アングラードが好演しとります。
もともと病的なルックスなのがまた良いのかもしれません(笑)

全体的にけっこう軽いノリなんですが、深いところは深いです。
やはり人間、自分が可愛い…というか、面倒なことからは避けて生きて行きたいのでしょう。

俺は見終わった後…“これで良いのか?…まあ、良かったのかな”…みたいな、釈然としない思いが残りました。
監督:スタンリー・キューブリック
出演:マルコム・マクダウェル、パトリック・マギー、マイケル・ベイツ、他
(1972年イギリス)


好きな人はもう何度も見てる映画だと思いますんで、作品の概要を書くってのも御恥ずかしい限りなんですが…(苦笑)
簡単に説明すると『不良を再生しようとしたら失敗した』という話です。

…ただ、この『失敗した』ってのが問題でした。
それはその治療が、政府が実施したものだったからです。
再生の失敗によって支持率が下がった政府は、またその輩を不良に戻す…ってわけです。


暴力を暴力で風刺したはずのこの作品は、キューブリック独特の世界が余りに魅力的だったが為に映画の主人公に憧れてしまう若者達が続出し、狙いが見事に外れてしまった(?)という事態に…。
(ちなみに一時期のツェッペリンのボンゾのステージ衣装は、この映画の主人公であるアレックスを真似たもの)

色々な問題を抱えてしまったことから、この作品をキューブリック自身が大切にしまい込んでしまい、イギリスでは長い間上映禁止になっていた事や、ビデオ等のソフトとして市販されることもなく、キューブリックの死後、1999年になりようやく再度、日の目をみました。

大統領暗殺のアーサー・ブレマーと映画“タクシードライバー”に纏わる『暴力連鎖』という流れが最も有名な話ですよね。

監督:オリバー・ストーン
出演:ウディ・ハレルソン、ジュリエット・ルイス、他
(1994年アメリカ)


シナリオは一応、クエンティン・タランティーノなんですが…何せ監督が言わずと知れた煩方のオリバー・ストーンって事で、かなり内容は変えられ、“原案”って事になったそうです(苦笑)

話の中心となるのは1組の男女カップルなんですが、まあ何というか…人を殺して殺して殺しまくります。
…それも楽しそうに。
でも、必ず1人だけ殺さずにおきます。
その理由は“誰が殺したかという生き証人を残す為”だそうで…。
ようは「コイツらは俺達が殺したんだぞー」と、殺人を宣伝してるという事ですな。

…と、まあ、どう見ても異常な男女なんですけど…実はこの作品、登場する人物全てが何気に異状なキャラなんです。
トミー・リー・ジョーンズなんかも出てるんですが、かなりキレてる刑務所の所長を好演しております。

言い難いことに、何故かこの殺人映画を見るとスカッとした気持ちになるんですよ。
『そうだ、今だ、殺せ!』と、心で叫んでる自分がいます。
ああ恐ろしい…(汗)

できれば、外部からの影響にブレーキを掛ける自信がある方のみ御覧下さい(笑)

監督:室賀厚
出演:小沢仁志、小沢和義、宇梶剛士、他
(1996年日本)


元松竹社長の奥山融の実息子であり、突飛な発想から優秀な映画監督にチャンスを与えてきた名プロデューサー、奥山和由が製作に携わり、超激安製作体制という条件下で作り上げた作品。

監督である室賀厚は、母校である明治大学映画研究会の有志を現場スタッフに参加させ、撮影をフィリピンロケにして主要スタッフや俳優以外はフィリピンの現地スタッフにして人件費を圧縮し、音響機材の経費をケチる為にオールアフレコにするなどし、浮いた経費は映画の最大の売りであるガンアクションに集中投下したという意欲作です。

それだけにこの作品、銃を撃つこと撃つこと…(笑)
話の筋の前半も終わらぬ頃から凄まじい銃撃戦の嵐です。
しかしその中に、主人公の悲劇の運命、仲間同士の小競り合いや友情、裏切り等、なかなか考えられてる作品に思います。

個人的には、若き宇梶剛士のキャラが奇妙で気に入ってます(笑)
監督:ロバート・クローズ
出演:ブルース・リー、ジョン・サクソン、ジム・ケリー、他
(1973年アメリカ・香港)


何せこの作品には、物凄い戦慄が漂ってます。

その要因は、撮影に参加しているエキストラたちは辺りにいたチンピラやヤクザを集めて撮影されたから、とも思われます。
撮影時、ブルース・リーにリアルで決闘を申し込む者も出るなど、とんでもない状況だったと言います。
まあ、当時飛ぶ鳥を落とす勢いのリーに誰も適うわけはなく、最後には皆、リーに服従していたという話ですが…(笑)

とにかくこの作品は、ブルース・リーの魅力が存分に味わえます。
ヌンチャクのパフォーマンスや、有名な「アチョー」という奇声など、ブルース・リー最期の作品にふさわしいものかと思います。
監督:ガイ・リッチー
出演:ニック・モラン、ジェイソン・ステイサム、ジェイソン・フレミング、デクスター・フレッチャー、スティング、他
(1988年イギリス)


特に取り得のなく夢物語みたいな欲ばかり抱き馬鹿ばかりやってるチャラ男達が、偶然にピンチを切り抜け、物事がトントン拍子に上手く進むのだが…けっきょくは馬鹿は馬鹿、チャンチャン。
…みたいな話です(笑)
カテゴリーとしては、サスペンスじゃないし、コメディーってほどじゃないし、まあドタバタしてるから、アクションかな…と。

CMやMPV等で活躍していたガイ・リッチーの初長編映画。
何せテンポが良くて見ててスカッとします。
出演者達もそれぞれイイ味出してます。
スティングもしぶいっすよ~。
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