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好きな映画を自分勝手に紹介します。 コメント欄でネタバレをする事があるので御注意下さい。
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監督:チャールズ・マクドゥガル
出演:クリストファー・エクルストン、サスキア・リーヴス、リス・エヴァンス、ケイト・ハーディー、アンナ・チャンセラー、他
(1998年イギリス)


話の核は『心臓移植』、そして中心人物は4人。

心臓を提供してもらった男。
その男の妻。
その妻の浮気相手。
…そして、心臓を提供した青年の母親。

映画の冒頭は、血の滴る紙袋を抱えた女性が列車に乗り込むシーンから始まります。
映画のタイトルから、その紙袋の中身は『心臓』…当然ですよね(笑)

…で、その異常事態の経緯が映画の本筋になります。

第一印象から「絶対に紙袋の女が人を殺すか何かするんだろうな」という予測が生まれます。
…だって、その女性の素行も表情も完全に異常に見えるんです。

ところが、

そうなる前の筋が始まると…どうも想定外の方向に進んでいきます。
「あらら、そーなの?」
「あっちゃ~、そーなるの?」…って感じです。

まあ最後には当然『何故彼女が心臓を持って歩く事になったか』というのが明らかになるわけですが、その紙袋の女の第一印象が一掃されます。
この映画を再度観ることがあったら、冒頭シーンの女に悲壮を感じることでしょう…。

「いや、そうなるよなぁ~」…みたいな。

単なるサスペンスものでは済まない強烈な深層心理。
御子息をお持ちの御母さんに、この女性はどう映るのでしょうか?
…とても感慨深いです。

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