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好きな映画を自分勝手に紹介します。 コメント欄でネタバレをする事があるので御注意下さい。
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監督:ケン・ラッセル
出演:ロバート・パウエル、ジョージナ・ヘイル、リー・モンタギュー、他
(1974年イギリス)


『音楽家のマーラーって人の生涯は強烈だった』…という話を聞き「どれどれ…おっ、ケン・ラッセルじゃん!」と、見てみた作品です。
いや~、これは見応えがありました。

何せ、マーラーの生涯は『怒り』と『恋』と『嘆き』に尽きるって感じです。
人種差別、欲望による妄想、登れない壁…。

設定は、列車の移動中に居眠りをするマーラーが過去の夢をみる…という流れなんですが、何せその回想が強烈です。
まあラッセル流であるからこそ、なんでしょうが…。

ラッセルのペニス好きとか以前から薄々感じていたので(笑)多少の事が起きても普通に楽しんで見ちゃいます。
奇妙なマユのような作り物とか、SMチックなキャラとか、次から次へと無作為に登場します。

純粋なマーラーのフアンは、これを見て「こんな下品にデフォルメしやがって!」と思うかもしれませんが、俺は『音楽と絶妙にマッチした美しい映像』と共に、その内容も楽しめました。

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交響曲第4番作曲中のシーンだったと思うけど
もちろん、これも大好き。
ベニスに死すのパロディとか、コジマ・ワーグナーのシーンとか面白いけど、やはり一番好きなのは静かな田舎の地で作曲しているマーラーが「うるさすぎる」と妻にいう、あのエピソードですね。
マーラーの譜面というのは、しつこいくらいに細かい指示が書いてあるのだけど、この映画を見ていたおかげでとても納得しちゃいました。
stella 2008/02/02(Sat)19:10:33 EDIT | RES
>stellaさん
人に対しては見切りが早いけど、音楽に対しては最後まで食い下がるスタンスですよね~。
ラストで奥さんを楽曲に例えるとは、何て粋な愛情表現でしょう!
盆造(´ー`)y━・~~~ 2008/02/05(Tue)15:48:51 EDIT | RES
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