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好きな映画を自分勝手に紹介します。 コメント欄でネタバレをする事があるので御注意下さい。
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監督:マイク・ニコルズ
出演:ロビン・ウィリアムズ、ジーン・ハックマン、ネイサン・レイン、ダイアン・ウィースト、ダン・ファターマン、他
(1996年アメリカ)


ゲイのショークラブ経営者の息子と、上院議員兼道徳強化協議会の副会長の娘の結婚…。
どう考えても上手くいき難いシチュエーションですよね(苦笑)
…で、若い2人は上院議員にショークラブ経営の事を隠しつつ交際してるわけです。
しかしヒョンな事から、議員がショークラブに来る事に!

この切羽詰った事態を名優達が演じるわけです。
話の中の主な舞台はゲイが取り巻くファミリー宅なんですが、不潔感やゲテモノ感を全く臭わせない雰囲気に仕上がってます。
出てくるゲイ達にイヤラシさが無いというか…逆に意地らしく、可愛らしく思えてきます。
これは見事な演出と、演者達の実力の賜物でしょう。

オカマを演じるネイサン・レインの上手さも光ってますが、ロビン・ウィリアムズのコメディアン振りにも素晴らしいものがあります。
そして、あのジーン・ハックマンも凄い事に…!(笑)

とても良質なハートウォーミング・コメディだと思います。
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監督:ダグ・カーティス
出演: デヴィッド・ノートン、ジュディ・アロンソン、ケヴィン・マッカーシー、ジェフ・コナウェイ、ダニー・ミニック、他
(1993年アメリカ)


中古ビデオ店で、このタイトルを目にして…即買でしたっ。
全く知らない映画だったんですが、このタイトルで『B級映画』と決め付けてしまったんです(笑)
「こいつはまた散々笑えるかも!」って具合でビデオを再生…

すると!

何とまあ…至って大真面目な内容じゃありませんかっ。
いや、決してガッカリしたわけじゃないですよ、ええ。

使用しなくなった列車の車両を利用してる賃貸長屋。
…けっこうありますよね、廃列車を利用したドライブインとか。
そこに主人公が引っ越してきます。
しかしその列車は過去に大事故を起した車両で、列車オペレーターの怨念が宿っていた…という設定です。

主人公は傲慢な妻と別居して移住してきた男で、イマイチ御機嫌斜め…。
新生活もパッとせず、周囲の人間関係も上手くいかない。
そんな精神状態が怨念霊を呼び出してしまいます。

最後には主人公の鬱憤が爆発…霊も大暴れ…!

完璧なほど御行儀良いホラー映画です。
…って事で、フツーに楽しめます(笑)
監督:デイビッド・クローネンバーグ
出演:ジェニファー・ジェイソン・リー、ジュード・ロウ、イアン・ホルム、ドン・マッケラー、ウィレム・デフォー、他
(1999年アメリカ)


舞台が近未来の設定だと『バーチャル・ゲーム』なんて、よく登場しますよね。

大概は頭にオカシな機材を付けて…とかですが、ここがクローネンバーグ…。
何と人体に穴をあけてケームポッドを挿す、という設定です。
それも腰の辺りをエアピックのような機械でガガガッと…痛そー(苦笑)

話の筋は『新作のゲームの宣伝体験会に数人が集まって…』って感じ。

何せバーチャルの世界なので、何が現実で何がゲーム内の出来事なのかが混乱します。
ゲーム内でゲームを始める…なんて事もあるので尚更です。

クローネンバーグが拘る『奇妙な物体』が続々登場。
ゲームのコントローラー自体も、オカシな生き物のようなデザインです。

最後まで気を抜くことが出来ないドキドキ感。
「大丈夫、これはゲーム」「いや、ホントにゲーム?」
ホント、不思議な感覚にさせてくれる作品です。
監督:チャールズ・マクドゥガル
出演:クリストファー・エクルストン、サスキア・リーヴス、リス・エヴァンス、ケイト・ハーディー、アンナ・チャンセラー、他
(1998年イギリス)


話の核は『心臓移植』、そして中心人物は4人。

心臓を提供してもらった男。
その男の妻。
その妻の浮気相手。
…そして、心臓を提供した青年の母親。

映画の冒頭は、血の滴る紙袋を抱えた女性が列車に乗り込むシーンから始まります。
映画のタイトルから、その紙袋の中身は『心臓』…当然ですよね(笑)

…で、その異常事態の経緯が映画の本筋になります。

第一印象から「絶対に紙袋の女が人を殺すか何かするんだろうな」という予測が生まれます。
…だって、その女性の素行も表情も完全に異常に見えるんです。

ところが、

そうなる前の筋が始まると…どうも想定外の方向に進んでいきます。
「あらら、そーなの?」
「あっちゃ~、そーなるの?」…って感じです。

まあ最後には当然『何故彼女が心臓を持って歩く事になったか』というのが明らかになるわけですが、その紙袋の女の第一印象が一掃されます。
この映画を再度観ることがあったら、冒頭シーンの女に悲壮を感じることでしょう…。

「いや、そうなるよなぁ~」…みたいな。

単なるサスペンスものでは済まない強烈な深層心理。
御子息をお持ちの御母さんに、この女性はどう映るのでしょうか?
…とても感慨深いです。

監督:マルコ・フェレーリ
出演:マルチェロ・マストロヤンニ、ウーゴ・トニャッティ、ミシェル・ピッコリ、フィリップ・ノワレ、アンドレア・フェレオル、他
(1973年フランス・イタリア)


ある日、料理家、俳優、裁判官、国際線機長、というリッチな男4人が大豪邸に集合するところから話が始まります。

何せ皆リッチだし、気の利いた事に料理家はいるし…豪華な食材と美味い料理は食べ放題。
ちょっとブルジョワをチラつかせて声を掛ければ、女性は連れ込み放題。
それで舞台が豪邸となれば、これ以上の満足はない!って感じです。

…しかし、男達は何だか憂鬱なムード。
既に大量の料理を食らい満腹にもかかわらず、何せ食べ続ける。

「もう食べれない…」と1人が言うと「食べろ、食べなきゃ駄目だ!」
その異常な状況に、連れ込まれた女達の数人が逃亡…。
そして最終的に、とんでもない事態…いや、納得って感じ?(笑)

ありえない内容でありながら、哀愁の余韻が残る不思議な作品です。
監督:テリー・ギリアム
出演:ジョニー・デップ、ベニチオ・デル・トロ、トビー・マグァイア、マーク・ハーモン、キャメロン・ディアス、他


「映画化は非常に困難」と言われたゴンゾージャーナリスト、ハンター・S・トンプソンの原作をテリー・ギリアムが見事に映像化した作品です。
脚本には当初監督の予定もあったアレックス・コックスが参加。

何の前知識もなくこの作品を観たとしたら…ジョニー・デップは『過激なハゲオヤジ』、ベニチオ・デル・トロは『危ない太鼓腹オヤジ』というレッテルを貼られる事になるでしょう(笑)
何せどちらも二枚目で通ってる俳優なだけに、この怪演には拍手喝采でございます。

舞台は1971年のラスベガス。
あるジャーナリストが、相棒の弁護士とオフロードレースを取材に行く…という設定です。
…が、そんな事はどーでもイイって流れです(笑)

大麻、コカイン、LSD、メスカリン等のドラッグをキメまくって脳ミソ溶けまくりの超感覚ムービーになってます。
…って事で『アクション』というカテゴリー別けにしたのは『脳が暴れっぱなし』の意です。
視聴覚で一時的に飛びたい方にはオススメ!(笑)

監督:ヴァレンタイン・デイヴィス
出演:スティーブ・アレン、ドナ・リード、サミー・ディビス Jr.
(1955年アメリカ)


はっきり言って俺はジャズに疎いし、ベニイ・グッドマンをしっかり聴いた事もないのにこの作品を観ました。
観る直前は「この人の凄さ…俺に理解できるかなぁ?」という気持ちでした…で、観た…スゲェ!!

まず、ベニイ・グッドマンって人はジャム・セッションが大好き。
人種差別が蔓延する時代に、とんな人種の人とでも演奏を共にしました。
そこには「この楽器とセッションしたい!」という気持ちのみが存在していたんでしょうね。

…更に驚いたシーン。

どうやら当時のジャズってのは『踊る為の音楽』だったようで、演奏する場所はオール・スタンディングのダンス・ホール。
『観客』ってより『社交ダンス部』って感じ(笑)

しかし、ベニイ・グッドマンの演奏が始まって間もなく…
皆踊るのを止め、ステージ前に立ち尽くすんです。
ジャズ演奏を『ダンスするもの』から『聴くもの』に変えたんです。

…現在、ジャズのライブで椅子が並んでて、客が座って聴くのは当たり前ですよね。

『音楽馬鹿』『ジャズ馬鹿』『ライブ馬鹿』なベニイ・グッドマンという真のミュージシャンの姿を見れる一品ですっ♪
監督:ジュリアン・テンプル
出演:セックス・ピストルズ、他
(2000年イギリス)


『グレート・ロックンロール・スウィンドル』のジュリアン・テンプルが、真実のピストルズに迫ろうと取り組んだ意欲作。

各メンバーのコメントを元に、時代を追って映像が流れます。
ジョニー・ロットンが歌詞の構築を語るなど、今迄聞けなかった事がポンポンと出てくる出てくるっ。
シドの事を語る他のメンバーのコメントも興味深いです。

『ダサい事が美しい』

ダサいのがパンクだ!それが真の姿だ!
ボロボロの情けない服装、グチャグチャのヘアースタイル、下品な振る舞い…。
貴族国家だからこそ誕生したパンク・ロックというものが理解できます。

監督:石井聰亙
出演:小林克也、倍賞美津子、植木等、工藤夕貴、有薗芳記、他
(1984年日本)


昔大好だった漫画『東大一直線』の作者、小林よしのりが脚本に加わったハチャメチャ具合満点の作品です。
監督は、あの『爆裂都市』の石井聰亙…まさにパンクですっ(笑)

ある家族が一戸建ての住宅に移り住むところから話は始まります。
絵に描いたように真面目な夫、異様に観葉植物を愛する妻、東大を目指してノイローゼ気味の息子、アイドルになる事に執着している娘…。
各自個性は強いものの、平和な一戸建ての生活。

…そこに夫の兄の家から追い出された父親が転がり込んできます。
さすが追い出されるだけあって、その無鉄砲で図々しい振る舞いに家庭内は混乱。
しかし心の優しい夫は、父の為に地下室を用意しようとします…それも自力で、です。

砕岩機まで買い込んで必死に穴を掘る夫。
…で、ある時

「白アリだぁぁぁぁーーーー!!!!」

ここから、最もマトモな夫までがパニック状態に陥り家族は大戦争に…!

何せこの映画、家族の誰も死なないのが不思議なくらいです(笑)
それだけ凄い戦いっぷりなんです。
一家が各自の個性を活かしつつ壮絶な戦いを繰り広げます。

何も考えずに笑いたい、ハラハラしたい時にオススメです!
監督:オラフ・イッテンバッハ
出演:アンドレ・ストライ、エリア・ウェルマン、クリストファー・ステイシー、オラフ・イッテンバッハ、他
(1997年ドイツ)


何ともしっちゃかめっちゃかで、恐ろしいほどダメダメな編集…。
個人的に大好きな仕様ですっ(笑)

話は古代ヨーロッパから始まって、どんどん歴史が進み、現代に『ゾンビ』を登場させるべきネタ説明が真面目に展開するんですが…これがクソみたいな編集能力の為に何が何やらサッパリ分かりません(苦笑)
…で、話が現代に移ると全てがトッ散らかっちゃって異常に下らない流れに変化…。
「最初の流れは何だったんだ?」って感じです(笑)

後半は下ネタ、オカシな小芝居、グロのオンパレードで、これはもう笑うしかないです。
ところどころにキリストを侮辱する内容があるんですが、これがまた酷過ぎる状況で「ちょっ!…ヤバくね?」って感じです。

内容の事は考えずにグロを楽しみたい、って人にはオススメです。
あとB級映画フアンにはヨダレ物かと思います(笑)
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