忍者ブログ
好きな映画を自分勝手に紹介します。 コメント欄でネタバレをする事があるので御注意下さい。
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。



1944年2月14日 -

(メモ)
ロンドン出身。
コピーライターを経て、友人のデビッド・パットナムが1970年に映画『小さな恋のメロディ』を製作する際、原作・脚本を担当して参加し映画界と関わるようになる。

(作品)
1976『ダウンタウン物語』
1978『ミッドナイト・エクスプレス』
1980『フェーム』
1982『ピンク・フロイド ザ・ウォール』
1984『バーディ』
1987『エンゼル・ハート』
1988『ミシシッピー・バーニング』
1990『愛と哀しみの旅路』
1991『ザ・コミットメンツ』
1994『ケロッグ博士』
1996『エビータ』
1999『アンジェラの灰』
2003『ライフ・オブ・デビッド・ゲイル』


俺がパーカー監督の作品に出会ったのは、ピンク・フロイド好きというのもあって『ピンク・フロイド ザ・ウォール』でした。
まずは楽曲の使い方に着目する一方、その独特な映像に魅了されたんですよね。

…で、その後、数々の作品を好んで見るようになったわけです。

あくまでも想像の話なんですが、この人って舞台を観ている雰囲気を狙ってるのかな~…なんて。
…というのは、光と影の使い方が絶妙なんです。
まるで舞台の役者やセットがライトに照らされているようなんですよね。
そのライトアップがまたセンス良いんですわ。

けっこう青春モノが多いんですけど、あらゆるジャンルを撮ってます。
そしてその全てが独特の映像…。
ちゃんと自分の映画を主張しています。
PR
監督:深作欣二
出演:萩原健一、木村一八、荻野目慶子、多岐川裕美、千葉真一、石橋蓮司、原田芳雄、他
(1992年日本)


ギャングモノって大概の場合…どっかを襲って、現金を手にして、裏切りる奴がいて、仲間割れになり、ドンパチ始まる…って流れですが、この作品はまさに期待通りの流れとなっております(笑)

…ただ、

このテの映画ってのは話のスジがワンパターンなだけに、他と異質な演出とキャスティングが重要だと思うわけですよ。
いや~、そこは深作監督、やってくれました、ええ。
まさにハードボイルドですっ!カッコイイっす!

あっという間にギャングの仲間2人が死んじゃうし、別な方向から現れたキャラクターが話の筋を引っ張り始める…。
ワクワクドキドキ感が止まりません。

しかしあれです。
やっぱショーケンはカッコイイですね~。
監督:リュック・ベッソン
出演:ロザンナ・アークエット、ジャン・マルク・バール、ジャン・レノ、ポール・シェナー、セルジオ・カステリット、グリフィン・ダン、マルク・デュレ、他
(1988年フランス)


実在のフリーダイバー、ジャック・マイヨールをモデルにした伝記的映画です。
監督は、両親がダイバーで自分もダイバー経験を持つリュック・ベッソン。

話の流れとしては、ジャック・マイヨールの超人的な潜水能力、友人であるエンゾとの友情、ジョアンナとの恋…って感じなんですが、それより何より海中の美しさに目を奪われます。
やはりダイバー経験を持つ人の演出なだけに『海』に対する思いが伝わってきます。

リアルな海の美しさ…ペッソン監督の思い…ジャックの不思議な魅力が満載の傑作だと思います。
ダイブに興味がない方でも、その魅力は伝わるかと思います。

もちろんヒューマンドラマとしても見応え十分ですっ。
監督:テイラー・ハックフォード
出演:チャック・ベリー、キース・リチャーズ、エリック・クラプトン、リンダ・ロンシュタット、他
(1987年アメリカ)


セントルイスのフォックス・シアターで行なわれた『チャック・ベリー60歳バースデー・コンサート』の模様を中心に、インタビューやリハーサル風景などを盛り込んで『ロックンロールの王者』の姿(正体?)を浮き彫りにするドキュメンタリーです。

「イントロはキース、お前やれ。」
…で、キース・リチャーズがイントロを弾く。
「まてまて、違う!もう1回だ。」
…仕方なく、またイントロを弾く。
「違う!もう1回!」
…もう半分フテクサレながら弾く。
「違うって!こうやって弾くんだよ!」
…見本を見せるが、何が違うのかサッパリ分からない。
「分かったか?もう1回弾いてみろ。」
…既にバックバンドのメンバーもテンションが下がっている。

あのキース・リチャーズに、こんな偉そうに意見できる人…。
そう、チャック・ベリーです(笑)
『辺りの空気なんて関係ない。俺がキングだ!』
…まさにその通りでございます、はい。

キングは、どんなライブの時でもギターを1本持って1人で現れます。
そしてメンバーは、行った地域でテキトーに探す…。

まさにキング!(笑)
監督:メル・ブルックス
出演:ジーン・ワイルダー、ピーター・ボイル、マーティ・フェルドマン、マデリーン・カーン、クロリス・リーチマン、他
(1974年アメリカ)


余りにも有名な『フランケンシュタイン』のパロディーです。
おおよその流れは本筋に添ってますが、細かいネタが実に下らなく、ラストなんてとんでもない結末で笑えます(笑)

雰囲気を出す為(?)に、1974年の作品でありながらモノクロ。
そして役者達の見事な怪演が、ただならぬ力作であることを示している感があります。

監督はコメディーの大御所メル・ブルックス。
大爆笑ってより苦笑いしてしまう味わいは、ブルックスならではだと思います。
見ているうちに、コメディー映画だという事を忘れてしまい、登場人物達が天然ボケをしているような錯覚に陥ります。
「コイツらって…バカ?」みたいな(笑)

何も考えずに…っていうコメディーではないですが、考えてみたりツッコンでみたりのコメディーも、たまには良いのでは?

監督:ブライアン・デ・パルマ
出演:シシー・スペイセク、ジョン・トラボルタ、パイパー・ローリー、エイミー・アービング、ウィリアム・カット、他
(1976年アメリカ)


超能力を持つ少女のサイキック・ホラー…とでも言いましょうか。
何せ原作がスティーブン・キングなんで、おおよその想像はつくかと(笑)

ハイスクールに通う冴えない女子高生が主役なんですが、この映画のオープニングは女子高生達の着替えシーンから始まります。
…これって話の流れとは無関係なんですが、明らかに監督の趣味でしょう(苦笑)

あっ…と、話が脱線(汗)

その冴えない女子高生の役のシシー・スペイセク。
いや~、主人公にピッタリですっ。
地味な顔立ち、オドオドした仕草…完璧です。
…で、実は超能力を持っている、という設定にもハマり役です。
もうキャリーが謎を秘めていると思っただけで怖い怖いっ。

本筋は突飛なテーマですが、話の流れには若者達の人間模様が良く出ていて、なかなか感慨深い作品です。

「キャリーをイジメないで!…恐ろしい事が起こるのよ!」



1924年2月17日 - 2005年2月19日

(作品)
1958年『結婚のすべて』『若い娘たち』
1959年『暗黒街の顔役』『ある日わたしは』『独立愚連隊』
1960年『暗黒街の対決』『大学の山賊たち』『独立愚連隊西へ』
1961年『暗黒街の弾痕』『顔役暁に死す』『地獄の饗宴』
1962年『どぶ鼠作戦』『月給泥棒』
1963年『戦国野郎』『江分利満氏の優雅な生活』
1964年『ああ爆弾』
1965年『侍』『血と砂』
1966年『大菩薩峠』
1967年『殺人狂時代』『日本のいちばん長い日』
1968年『斬る』『肉弾』
1969年『赤毛』
1970年『座頭市と用心棒』
1971年『激動の昭和史 沖縄決戦』
1973年『にっぽん三銃士 おさらば東京の巻』
1974年『にっぽん三銃士 博多帯しめ一本どっこの巻』『青葉繁れる』
1975年『吶喊』
1977年『姿三四郎』
1978年『ダイナマイトどんどん』『ブルークリスマス』
1979年『英霊たちの応援歌 最後の早慶戦』
1981年『近頃なぜかチャールストン』
1986年『ジャズ大名』
1991年『大誘拐 RAINBOW KIDS』
1995年『EAST MEETS WEST』
2001年『助太刀屋助六』


あくまでもテンポを大切に、無駄がない緻密なカットが見てて気持ち良いです。
戦争経験者なだけに、ある意味悟りを開いてる感があり、その怒りを笑いに変えるマジックには素晴らしいものがあります。
全てを笑い飛ばしてるようで、何か妙に重みが残るのが不思議。

人間的にも常識人だったようで、スタッフや俳優陣からの人望も厚く、『喜八一家』と呼ばれる人達が存在しているらしいです。
また、若い監督にチャンスを与える事にも力を注ぎ、大林宣彦監督を表舞台に誘導した功績があります。

2005年2月19日、食道癌に臥し亡くなられました。
監督:アレハンドロ・ホドロフスキー
出演:アレハンドロ・ホドロフスキー、ホラシオ・サリナス、ラモナ・サンダース、ジュアン・フェラーラ、アドリアナ・ペイジ、他
(1973年アメリカ)


時代、国、など無設定でホドロフスキーが自由に作り上げた抒情詩。
『選ばれし者達(?)が聖なる山を目指す』という映画です。

その者達とは、盗賊、練金術師、大工場の経営者、兵器産業の支配者、戦争玩具の製造者、警視総監、建築家など様々でありながら、どこか似通ったメンバー。
その1人1人の紹介も実際の再現を見せながら行われるんですが、これまたトンチンカンで皮肉めいた雰囲気…。

しかし全ての行為や場面が無秩序なのにも拘わらず、妙に説得力があるのが不思議なんですよね。
見てるうちに、どんどん映画の世界に引き込まれていきます。

おいおい、それなのにこのオチかよっ!
…ってのがホドロフスキーらしい(笑)

下らない事までも哲学にしてしまう、この作品の摩訶不思議な世界を体験してみては如何でしょうか?
まあ、あまりオススメはしませんが…(苦笑)

監督:デビッド・クローネンバーグ
出演:ヴィゴ・モーテンセン、マリア・ベロ、エド・ハリス、ウィリアム・ハート、他
(2005年アメリカ)


暴力の世界に一度踏み込むと、ちょっとやそっとでは逃れられない…。
『暴力の恐怖』を描いたヒューマニズム・サスペンス作品です。

人を無機質に描くのが特徴のクローネンバーグ作品群の中では『デット・ゾーン』と並び、珍しくオセンチな雰囲気…。
登場人物達の感情がストレートに伝わってきます。

自分が関わる今の家族と過去の家族…。
主人公は、簡単には逃れられないシガラミに苦しみます。
そして彼は今の家族を選ぶのですが、結果その家族からも避けられてしまう流れに…。
それでも頑として今の家族から目を背けない姿にはジ~ンときます。
さてさて…そのスタンスで臨んだ結果、主人公は報われるのか?

こーいうクローネンバーグも悪くないですよ、ええ。
監督:パトリック・ブシテー
出演:ジャン・フランソワ・ステヴナン、パトリック・ブシテー、ジャン・ピエール・ビソン、マリー・メルジェイ、他
(1991年フランス)


どうもこの作品、世間一般では評判が良くないようです…(苦笑)

まず、主役となる2人が中年ニートだってのがマズい。
本当にだらしないコンビなんで、見る人を不快にさせるんでしょうね。
だらしない…の上を行く『下品』って言葉がシックリくる(笑)
…まあ、この作品の狙いってば狙いなんだろうし、結果オーライなんでしょうけどね。

…で、この2人の下品な日常を延々描いてるってわけではなく、実は、誰にも言えない2人の秘密があるんです。
そしてその秘密について、片や憂鬱を感じている…しかし、片やはアッケラカンとノーテンキ…ってのが重要なところなんです。

ずっと仲が良かったのに『考え込む男』と『何も考えてない男』のコンビに亀裂が生じ始めます。
それを映画の中盤辺りから、見る者を「あれ?何か変だぞ?」って気にさせる、なかなか粋な演出なんです。

劇中の音楽も、ジミヘンやキンクス、プロコム・ハロムなど、とても魅力的です。

…でもネタがネタなだけに…やっぱ嫌われるんだろうなぁ~(苦笑)
最新コメント
[07/31 盆造(´ー`)y━・~~~]
[07/22 どん兵衛]
[05/02 盆造(´ー`)y━・~~~]
[05/01 stella]
[04/23 盆造(´ー`)y━・~~~]
最新トラックバック
Template by MY HEALING ☆彡
忍者ブログ [PR]