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好きな映画を自分勝手に紹介します。 コメント欄でネタバレをする事があるので御注意下さい。
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監督:マイケル・ウォドレー
出演:ジョーン・バエズ、ジョー・コッカー、カントリー・ジョー&ザ・フィッシュ、クロスビー・スティルス&ナッシュ、アーロ・ガスリー、他
(1970年アメリカ)


若干24歳の大富豪の御曹司、ジョン・ロバーツが10億という現金を投資して行った、歴史に残るロック・イベントです。
1969年8月15日から3日間、ニューヨーク郊外ベセルの丘にて開催されたライブには約40万人のオーディエンスが集まり、死者3人、病人5千人、出産2件という、そりゃあもう大騒ぎっ。

またこの作品は、助監督にあの名コンビ、マーチン・スコセッシ&セルマ・スクーンメイカーが携わってることにも注目したいところです。

とにかくパワフルなミュージシャン達の演奏と、オーディエンスのお祭り騒ぎっ振りを傍で楽しんで下さい。
はたして「自分もその現場に行きたい!」と思う人が何人いるでしょう?
少なくとも俺は遠慮しときます(笑)
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監督:アンジェイ・ズラウスキ
出演:イザベル・アジャーニ、サム・ニール、ハインツ・ベネント、マルギット・カルステンセン、ミシェル・ホーベン、他
(1980年フランス・西ドイツ)


映画『オーメン』で悪魔役を好演したサム・ニールが、今度は悪魔に支配された妻の亭主をやっとります。
しかし俺、あんまりイザベル・アジャーニって好きな役者じゃないんですよね~…という、いらない情報は置いといて(苦笑)

長く家を留守にしていた亭主が久々に帰宅すると、どうも女房の様子がオカシい…『ひょっとしたらコイツ、浮気でもしてんじゃね?』…という、ほぼお決まりのパターンで始まるこの作品。
しかし実は、とんでもない事が起こってるんですよ。

全体を通して目視的に受ける印象は、薄暗くて冷たくて不気味で、余分なものを排除した…って感じです。

悪魔というのは、美味そうな時代背景でヌクヌクと育つ生き物なんですね~。
…ちょっと身の毛が弥立ちましたっ。
監督:スティーヴン・ウーリー
出演:レオ・グレゴリー、パディ・コンシダイン、デヴィッド・モリッシー、ベン・ウィショー、ツヴァ・ノヴォトニー、ルーク・デ・ウルフソン、モネット・メイザー、他
(2005年イギリス)


数々のヒット映画の製作に携わってたスティーヴン・ウーリー初メガホンの作品、そしてあのローリング・ストーンズの立役者であり、短い生涯を終えたブライアン・ジョーンズの伝記映画です。

病死?…麻薬中毒死?…自殺?…それとも他殺?…と、色々な予測が渦巻く中、ブライアンの友人であり、彼の自宅の専属建築家であったフランク・ソログッドが殺人を自白したのは既に有名な話ですが、まさにその全貌が描かれてます。

しかし、あれですよ…。
多少ロックスターに関わった経験があったにせよ、ここまで精神的に振り回されたら、一般人なら誰しもオカシくなっちゃうでしょうね…。
何たって相手は奇怪極まりないブライアンですからっ。

このフランクという男がブライアンにどれだけ苦労したかが、この映画を見てると、よ~く分かります。
『こりゃあ殺すかもね…』みたいな(苦笑)
何せブライアンの言動は嘘なのか本気なのかが分からない。
傍から見ていてノイローゼになっちゃいそうです。

監督:フェデリコ・フェリーニ
出演:フレディ・ジョーンズ、バーバラ・ジェフォード、ヴィクトル・ポレッティ、ピーター・シィリアー、他
(1983年イタリア・フランス)


前々からフェリーニという監督は『あくまでも映画というのは架空の話なんだ』ってのを主張してたように思います。

この作品には『凄まじく優雅な人々』が登場します(笑)
どこにいても喜怒哀楽を楽しみ、子供のような大人達…。

「どーでもイイんじゃねーの?それっくらい」…ってのがいれば
「嗚呼、空しい…悲しい…」という、超引き摺り男もいる。

でも現実には、こんなに大らかで素直な大人なんて殆ど存在しません。
それはやはり作りモノの世界…。
ドデカい客船や広大な海、美しい月も…。

素晴らしい音楽と和やかな人々の触れ合いに、フレディ・ジョーンズ扮するジャーナリストが、まるで狂言回しのように誘導してくれます。
これがまた、なかなかイイ味出してるんですよね~。

監督:チャウ・シンチー
出演:チャウ・シンチー、ユン・チウ、ユン・ワー、ドン・ジーホウ、シン・ユー、チウ・チーリン、ブルース・リャン、他
(2004年中国)


個人的にワイヤー・アクションを取り入れた映画は苦手なんですが、チャウ・シンチーの作品に関しては、ついつい見ちゃいます(笑)
何故って、存分に笑わせてくれるから。

同監督作品の『少林サッカー』もそうでしたが、ここでも“~の達人”ってのが数人登場します。
それがまた最高に個性的で、めちゃめちゃ笑えるキャラクターなのが最大の魅力です。
意外性に笑いをプラスしたという部分、好きですね~。

そしてこの映画は『ブルース・リーに捧げるオマージュ』という事もあり、アクション的にもシチュエーション的にも上手く特徴を捉えてます。
もちろん、他の映画からのパロディーも満載。
あと、懐かしいカンフー俳優ブルース・リャンの登場にも注目です。

何も考えずに笑いたい!…って時にオススメの1本です。
監督:ジョエル・シューマカー
出演:ニコラス・ケイジ、ホアキン・フェニックス、ジェームズ・ガンドルフィーニ、ピーター・ストーメア、アンソニー・ヒールド、他
(1998年アメリカ)


ある私立探偵の奇妙な執念を描いた作品です。
『セブン』のアンドリュー・ケヴィン・ウォーカーの脚本なので、なかなかのドキトギ具合です。

依頼された事件の詳細が、捜査を進めるうちに少しずつ明らかになっていくんですが…これを解明することで誰が徳をするんだ?誰かが幸せになるのか?こんな危険な思いをしてまで捜査を続けるのか?
その異常な詳細を知るうちに葛藤が起きます。

何度も命を落としかけ、家族にまで危険が迫る状況になりながらも、探偵は一心不乱に捜査を続けます。
そして事件に対する怒りも燃え上がります。

そんな精神力の限界に追い詰められる探偵をニコラス・ケイジが好演。

こんな事が実際に起きてるアメリカって…本当に怖いっ(汗)
監督:ポール・モリセイ
出演:ジョー・ダレッサンドロ、ウド・キアー、モニーク・ヴァン・ヴーレン、アルノ・ジュエギング、サージャン・ゼルノビク、他
(1973年フランス・イタリア)


あのアンディ・ウォホール監修の作品です。
これを、単なる『エログロ』と見るのか、素晴らしい『芸術』と見るのかが難しいところです(難しいのか?)

基本的に元来の『フランケンシュタイン』に近い流れなんですが、ちょっと違う点は、その最終目的です。
『男女の人造人間に性交をさせ、子供を作らせる』…という。

そんなんでスッタモンダがあるんですが、そのミステイクがマヌケだったりするんですわ(笑)
…あっ、笑っちゃいけませんね、ホラー映画なんですからっ。

最終的にヤケクソになった博士は、もう自分が造った人造人間とセックスしちゃうわ臓物にまで頬擦りしちゃうわのキチガイ振りを発揮します。
そもそもこの博士、人の皮膚の傷や臓物にも愛を注いでたんですね~。

まあB級の香りはプンプンしてるんですが、全てにおいてなかなか面白い発想かな、と思います。
一度見ておいても損はないと思います。

監督:ポール・シュレーダー
出演:デニス・ホッパー、ペネロープ・アン・ミラー、エリック・ボゴシアン、ジュリアン・サンズ、他
(1994年アメリカ)


ハリウッドの大物ゲイル・アン・ハードが製作総指揮で、監督並びに俳優陣に連なる名を見たら…これは超一流の作品では!?それなら俺が見ても何だかな~って感じかな…と思いきや!
これが何と、超一流のB級作品なんですっ(笑)
内容、演出、そしてデニス・ホッパーのヤル気もグダグダ状態で、なかなか楽しませてくれますよ、ええ。

どうやらこの作品『SFXハードボイルド/ラブクラフト』という映画の続編らしいんですが、そっちはなかなか評判が良いので全く見る気はないです(何だそりゃっ?)

いや~、こーいう作品って好感が持てます。
何と言うか憎めないんですよね~。

誰が何と言おうと、この作品のビデオはうちの家宝ですっ。
監督:サム・ライミ
出演:ブルース・キャンベル、サラ・ベリー、ダン・ヒックス、デニス・ビクスラー、他
(1987年アメリカ)


括りをコメディーにしちゃ叱られそうですが、俺にとっては立派なコメディー映画なんです(笑)

低予算で作ったにもかかわらず大ヒットした一作目にプラスアルファ(制作費)を加えた作品です。
もう、やりたいこと全部やっちゃってる感があります。

何せ流れはオカルトチックなんですが、各キャラクター(死霊も含めて)が滑稽で笑えます。
この作品を映画館で見た時に、殆ど手ぇ叩いて笑ってた記憶があります。

特に、自分の手に悪魔が乗り移ってしまい、自分の手と格闘するブルース・キャンベルが傑作です。
この部分だけ切り取って、1人芝居の小品にしても十分イケる!
見たことない方は是非御覧になってみて下さいっ。

そしてラスト(オチ)が最高っ。
けっきょく次作に繋がる場面なんですが、続きがないとしても良いエンディングだと思います。

オススメ!
監督:マルティン・ヴァルツ
出演:ウド・ザメル、ペーター・ローマイヤー、マルク・リヒター、レオナルド・ランシンク、イリス・ベルベン、ラルフ・ヴォルター、ジョージ・マーティン・ボード、他
(1996年ドイツ)


あのH・R・ギーガーがクリーチャー・デザインを担当した、美的センス抜群の…!…と言いたいところですが、けっこうギーガーも遊び好きなんスね(笑)

タイトルから御想像の通り『コンドームがペニスを襲う』という話です。

この世の中『避妊に恐怖を感じる』なんて事、まずないですよね。
ところがギッチョンチョン…この作品は、避妊しようとする人間を恐怖のどん底に陥れます。

な~んてヘンテコリンな設定なんですが、どうも見てるとこの芝居、喜劇的要素がないんです。
『主人公がホモの刑事』『敵はコンドーム』『舞台がニューヨークなのに全員ドイツ語を喋ってる』『主人公がホモだけに、ホモがいっぱい』…なのに、役者1人1人の演技がシリアスで、時には哀愁を感じ、時には涙を誘う場面もあります。
何より俺がこの作品を好きになったのが、その点なんです。

それにしてもこのテーマ、ある意味少子化対策になるのでは?(笑)

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